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二月の伝統行事といえば節分ですね。
幸運を呼び込む「豆まき」と「鬼は、福は内」を、英語でどのように説明するのかを分かりやすくご紹介しています。
「豆まき」は英語で何て言うの?
「豆まき」は日本独自の風習なので、英語で表現するには文章で説明しなければなりません。
「豆まき」は節分の日に悪いものを豆で追い払って福を呼び込む風習です。
なので、英語で表現すると次のように英文になります。
Throw beans at bad spirits to welcome good luck.
豆まきは悪いものを豆で追い払って福を呼び込む風習です。
それでは順番に解説いたします。
1:「悪いもの」を英訳する
まず、「悪いもの」はなんと表現すればいいのでしょうか?
そうです。Good の対象語、Bad を使います。
この「悪いもの」は広い意味を兼ねているので、「悪いもの」は「悪霊」の Evil spirits を使うと、説明を受ける側は「鬼」とのつながりを持ちやすくなると思います。
2:「悪いもの(悪霊)を豆で追い払う」を英訳する
次に「悪いもの(悪霊)を豆で追い払う」を英訳します。
「投げつける」は動詞のThrowを使います。
「○○に投げつける」とするために、Throw と一緒に使う前置詞は、「At」になります。
Throw at (物・人)で「○○に投げつける」になります。
「Throw at」を文章で使う時、「投げるもの(例:豆)」はThrow とAtの間に入ります。
例:Throw snowballs at friends =雪玉を友達に投げつける
なので、「悪いもの(が家に入らないよう)に豆を投げつける」は
Throw beans at bad spirits になります。
3:「なぜ鬼を追い払うのか」を英訳する
「なぜ鬼を追い払うか」という部分を英訳します。
鬼を追い払うのは、「福を呼び込こむため」ですから、Throw beans at bad spirits に続いて、「~するため」の不定詞(To動詞の原形)が続きます。
「呼び込む」はどう英訳すればいいのでしょうか?
「呼び込む」は以下のように言い換えられます。
- 得る= Get
- 運び込む= Bring
- 招き入れる/迎え入れる= Welcome
福を「(手を広げて)迎え入れる」ので、Welcome(動詞)を使います。
Welcome は歓迎のあいさつに用いる単語として馴染みのある単語ですが、それ以外にも「迎える」「受け入れる」と言う意味もあります。
4:「福」の部分を英訳します
「鬼」の事を「Bad spirits(悪霊)」として表したので、「福」はBad の対象語を使って「Good luck」を使うか、「幸せ」の「Happiness」また「幸運」という意味の「Fortune」を使のもOKです。
今回は、Bad の対象語を使った「Good luck」を使い、動詞のWelcome を使って以下の様に「福を呼び込む」を書き表す事ができます。
…. to welcome good luck
1~4のフレーズをつなげれば、豆まきは英語で
Throw beans at bad spirits to welcome good luck.
豆まきは悪いものを豆で追い払って福を呼び込む風習です。
となります。
「鬼は外!福は内!」は英語で何て言うの?
英語にはない日本語を英訳するので、文法ルールにそぐわないものがあります。
今回がその例です。
「鬼は外!福は内!」は対象語を使った、「1語 対 1語」なのでリズム感も大事です。
「鬼は外!福は内!」を英訳する時のポイントは
- 語数をそろえる
- 対象語を使う
です。
「鬼」:Bad spirits (2語)としたら、
「福」:は 2語でしかも「Bad」の対象語の Good luck を使い
Bad spirits out! Good luck in!!
鬼は外!福は内!
と訳す事ができます。
この他にも色々な言い方はありますが、
Evils out! Fortune in!
もよく使われます。
まとめ
日本の伝統行事の説明で一番難しいのが「由来」の説明です。ポイントを抑えて
- 豆まき:Throw beans at bad spirits to welcome good luck.
- 鬼は外、福は内:Bad spirits out! Good luck in!! (又はEvils out! Fortune in!)
の英語表現をご紹介させていただきました。
この記事がお役に立てれば幸いです。
Hope this helps!
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