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英語圏で「心を込めて作りました」を表すフレーズは主に「made with love」が使われますが、気をつけたいフレーズがあります。
それは、
「with my whole heart」や「with all my heart」です。
その理由を詳しく説明いたします。
「with my whole heart」「with all my heart」はどんな時に使われるの?
「with my whole heart」や「with all my heart」 のフレーズが実際に使われているケースを実際にご覧ください。
with my whole heart が使われている英文例

画像のように、「with my whole heart」 の後には「for my whole life」というフレーズが続き、with my whole heart for my whole life というフレーズになります。
with all my heart が使われている英文例

「with all my heart 」の場合は、前に「I love you」や「I will love you」のフレーズの後に続いています。
ご覧のとおり、「with my whole heart」や「with all my heart」 は恋愛感情に関する英語に使われるフレーズです。
2つとも「心を込めて」という意味を持っていますが、ご紹介したとおり自分が作った作品を「心を込めて作りました」と伝えたい場合には適さないフレーズなのです。
意味が同じでも、シチュエーションによって使われているか使われていないかということが重要なのです。
もし、私が購入したバッグに「I made this bag with my whole heart」のメッセージがついていたら、「気持ちが重い…」と思ってしまうかもしれません。
ハンドメイド作品に「with my whole heart」を使う場合
サンキューレターなどに「心を込めて作りました」に 「with my whole heart」や「with all my heart」 は使わないけれど、下のような英文をウェブサイトなどのAboutページの一文として使うことができます。
I have been making handmade jewelries with my whole heart for my whole life.
これまでの私の一生心を込めてハンドメイドジュエリーを作ってきました
人生をかけてジュエリーを制作してきた、というような意味でなら使うことができます。
しかしながら、タグやサンキューレターに単にハンドメイド作品に対して「心を込めて作りました」と記載したい場合には使いません。
「with my whole heart」や「with all my heart」 を英語圏の人たちがタグなどでハンドメイド作品に対して使用しているのを見たことがありませんし、ネイティブのハンドメイド作家に聞いてもこれらのフレーズは「使わない」とはっきり言っていました。
まとめ
英語圏では「with my whole heart」や「with all my heart」 のフレーズは「一生 / 人生心を込めて」に関わる意味を持ち、主に恋愛感情的な場面で使われます。
ハンドメイド作家としては、これらのフレーズではなく、made with love を使って心を込めて作りました、と表現する方が自然な英語フレーズになります。
この記事がお役に立てれば幸いです。
Hope that helps.